仕事の進め方

現役編集者が解説!編集業務に必要な3つの視点とは?

こんにちは、専業SEOライターの「内野マナト」です!マーケティング・不動産・教育・ライフスタイル全般など、幅広いジャンルの記事を執筆しながらゆったり生活しています。より詳しい自己紹介は、私の「プロフィールページ」をご覧ください。

今回の記事では「ライターが編集業務をする際に持つべき視点」をお話しします!

ライター活動を続ける中で、お付き合いのあるクライアントから

「今後、記事編集もお願いできますか?」

と依頼されることもあるかと思います。

編集業務は、記事クオリティに大きく関係する大切な仕事。

その大切な仕事をクライアントから任せてもらえるのは嬉しいですよね。

私も現在編集として携わっている仕事は、クライアントからお声がけいただいたところばかり。

今回の記事では、私の記事編集業務を通じて整理できた「編集者として欠かせない視点」についてお話しします!

「文章の見た目を整えるスキル」があるのは大前提!

大前提として、編集業務をやるのであれば「文章の見た目を整えるスキルがある」ということは大前提です。

具体的な文章のチェック項目としては以下が挙げられます。

  • 正しい日本語を使っているか?
  • 誤字脱字はないか?
  • 主語・述語の関係性は正しいか?
  • 論理的に理解できる文章になっているか?
  • 適切に改行されているか?
  • 句読点は適度に打たれているか?
  • 冗長表現はないか?

Web記事は流し読みされることが多いため、最後まで目を通しやすい文章の作成が不可欠。

上記の項目を意識して、ライターが提出した文章を「ストレスなく読める形」に整えることが求められます。

だからといって、

「じゃあ文章をキレイに整えるスキルがあれば良いんだな!」

というわけではありません。

日本語のチェックができるだけでは、編集者として弱いです。

記事執筆は、クライアントが求めるゴールを達成するために行うもの。

具体的なゴール例としては以下が挙げられます。

「記事経由で講座の申し込み数を増やしたい!」
「とにかくPV数を増やして検索上位に表示させたい!」
「自社製品の良さを広めたい!」

上記のように、クライアントごとのゴール設定があるため、どれだけ編集で日本語をキレイに整えても、記事の目的につなげられないと意味がありません。

編集業務に取り組む場合は、「文章をキレイに整えること”だけ”できればOK」という意識は捨てましょう。

編集者に必要な視点は?

それでは「文章の見た目を整える」以外で、編集者に必要な視点を、私の経験をもとに紹介します!

  1. 記事のファクトチェックを実施する
  2. ピンとこない文章の原因を整理して言語化する
  3. ニーズを満たす適切なコンテンツが作れているかチェックする

1.記事のファクトチェックを実施する

「記事の内容が本当に合っているか?」というファクトチェックは超重要です。

ライティング時にどれだけ丁寧にリサーチをするかは、正直、ライターによってかなり差が大きいです。

複数の参考サイトをチェックしてわからない単語も逐一調べる人もいれば、数記事をパパッと見てリサーチを終了させる人もいます。

ジャンルに関する知識が深ければ軽いリサーチだけでも書けますが、「ライター本人に知識がない+リサーチも大雑把」という場合、以下のような事態になりかねません。

  • 間違った情報を掲載している
  • 情報の深掘りが甘い
  • 古い情報を掲載している

編集側のチェックが甘く、誤った情報の記事をアップしてしまうと、クライアントサイトに対する信頼性に悪影響を与えます。

現在のGoogleアルゴリズムとして、記事の品質も評価対象になっているため、間違った情報を掲載しているサイトは順位を落とすかもしれません。

私も編集として記事チェックをしたとき、

「私(筆者)はいつも複数サイトをチェックするから、ライターさんもちゃんと調べてるだろうな〜」

という気持ちでチェックしたら、違う情報が書かれていることもありました。

そのときはクライアントから指摘をいただきましたが、個人的な反省事項です・・・。

「間違った情報で記事を書く」のはライターですが、「情報の間違いに気付けない」のは編集者の責任です。

クライアントに迷惑をかけないよう、ファクトチェックは必ず行いましょう。

2.ピンとこない文章の原因を整理して言語化する

ライターの知識や経験によっては、

「なんかよくわかんないけど読みにくいな・・・?」

という文章が提出されることもあります。

編集者は、なんとなく読みにくい文章が提出されたときに、具体的な原因を分析して言語化するスキルが必須です。

わからない部分および原因を言語化できないと、ライターへのフィードバック時に具体的な修正指示が出せません。

修正指示が出せないと、ライターも直すべき箇所がわからず、同じミスを繰り返します。

同じミスを繰り返せば、ライター自身も成長しませんし、何より編集者もチェックの手間が減りません。

双方の手間を減らすために、「なんとなくわからない文章」になっている原因を言語化して、きちんと修正指示を出せるようにしましょう。

間違っても編集者は、

「意味がわかりません」

みたいに丸投げしたフィードバックをしてはダメです。

書いたのは確かにライターですが、中身を修正するのは編集者の役割なので。

ちなみに「なんとなく読みにくい文章」の原因としては、以下が挙げられます。

  • 一文(あるいは複数の文中)でいつの間にか主張が変わっている
  • 助詞(の・が)の使い方がおかしい
  • 主語と述語が噛み合っていない
  • 指示語がどこを示しているのかわからない
  • 大枠の説明に入らず、いきなり具体性の高い話をしている

3.ニーズを満たす適切なコンテンツが作れているかチェックする

先ほどお話ししたように、記事作成の際は「クライアントの目的を達成できる文章」を書くことが必須です。

目的を達成できる文章を作成するには、編集時点で「記事の内容や流れがゴールに対して適切か?」という点のチェックが欠かせません。

例えば、「Webライター 始め方」というキーワードの記事に対して、

h2:Webライターとは?

という見出しがあったら違和感がありますよね。

「始め方」を知りたい人は、すでにWebライターの概要は知っているはず。

なので、編集の際にも

「”h2:Webライターとは?”の見出しは削除したほうがいいな」

という判断が必要です。

上記は簡単な例ですが、編集時は記事の目的から逆算して「そもそもこの内容は必要か?」「◯◯に関する情報が足りないのでは?」「見出しの優先順位が違うのでは?」など、深い部分まで考えることが欠かせません。

編集者は、目の前の文字を整えるだけでなく、適切な中身で構成されているかのチェックも必ず行いましょう。

編集業務を引き受ける際は「担当範囲」を確認しよう!

編集業務を引き受ける際は、必ず「自分の担当範囲」を確認しましょう!

一言で編集業務といっても、クライアントによって取り組む内容はさまざまです。

具体的には以下の違いがあります。

  • 執筆原稿のみをチェックする
  • 構成+執筆原稿をチェックする
  • 記事チェックだけでなく入稿も担当する
  • チェックした原稿を先方に提出できるレベルまで整える部分も担当する

担当範囲によって負担が異なるので、

「執筆原稿のみをチェックするかと思ったのに全然違った!」

とならないよう、事前に業務内容は細かくチェックしましょう。

正しい視点を持って編集業務を繰り返すことが上達の近道!

改めて、今回の記事でお話しした「編集者に必要な3つの視点」を確認しましょう!

  1. 記事のファクトチェックを実施する
  2. ピンとこない文章の原因を整理して言語化する
  3. ニーズを満たす適切なコンテンツが作れているかチェックする

今回お話しした視点は、編集を始めたからいきなり身に付くものでもありません。

何度も編集作業を繰り返し、必要に応じてクライアントからの「編集作業に対するフィードバック」をもらいながら、経験を積むことが大切です!