コラム

筆者の体験談!「文章を書く際の考え方」ってどんなふうに変わるの?

こんにちは、専業SEOライターの「内野マナト」です!マーケティング・不動産・教育・ライフスタイル全般など、幅広いジャンルの記事を執筆しながらゆったり生活しています。

より詳しい自己紹介は、私の「プロフィールページ」をご覧ください。ツイッター(@uchino_manato)フォローもよろしくお願いします🙇‍♂️

今回の記事では、

筆者の内野がこれまでに辿った、文章を書く際の考え方の変化

についてお話しします!

はい、もうね、今回の内容は超絶雑記です。

雑記なので私の自分語りが始まります。もし私の考え方とか経験に興味を持っていただければ、ぜひ読んでみてください🙇‍♂️

私はブログ運営も含めて、なんだかんだ3年以上「文章を書く」ということに携わってきました。

自身の雑記ブログから始まり、グルメ・葬儀・教育・マーケティング・不動産・ウォーターサーバー・資格・ライフスタイルなどなど、たくさん書いてきましたねえ。

これだけ多くのジャンルを数年以上書いていると、文章を書く際の意識も自然と変化します。今でこそ、本ブログ内で構成の作り方やライターの心構え的なことを偉そうに書いていますが、それもこれも文章を書く際の考え方が変化したからこそ生まれた内容です!

今回の記事では自分の振り返りも兼ねて、具体的に「どのような流れで文章を書く際の考え方が変化したのか?」をまとめていきます!

ライターを始めて1年目までの考え方

「キレイな文章を書ければOKでしょ!」

これが、Webライター1年目くらいまでの考え方でした。「普通に文章として読めれば問題ないよね」というテンションです。主語や述語もとりあえず守れていたし、論理的に大きく破綻する箇所もなかったので、文章と深く向き合っていなかったのが正直なところです。

思い返すとライター1年目くらいまでは、「ひたすら文字を書けばOK!」という認識で働いていました。たくさんの数をこなし文字を生み出して稼ぐ、という考え方です。

ライターは文章を書く仕事なので、「ひたすら文字を書く」という認識でも間違いではありません。

ですが、文字を書く仕事という認識が強すぎるために、

「なんか文量が少ない気もするなあ。少し言い回しを変えて増やすか!」

というようなこともやっておりました・・・。「文字がたくさん書かれている=良い記事」というわけではないのですが、当時の私にそこまでの意識はなかったのです。

ライターを始めて1年以上経過した頃の考え方

ライターとして1年働き続けると、

「キレイな文章を書くだけでなく、丁寧にリサーチして正しい情報をまとめることが大切!」

という意識に変わりました。

キレイで読みやすい文章を書くことは、もちろん大切です。ですがキレイな文章だとしても、ただ単に文字を膨らませただけのコンテンツでは意味がありません。

キレイな文章を書けたとしても、中身の情報が不足していれば、

外見だけ取り繕った中途半端なコンテンツ

になってしまいます。

読者の悩みを解消できる記事を書くには、丁寧にリサーチして正確で詳しい情報をまとめることが必要です。

例えば、リサーチの中でわからない単語や知識が出てきたら、別途で検索して自分の理解度を上げてから書いたり、競合サイトごとに主張が異なる部分があれば、公式サイトなどをチェックしてキチンと裏を取ったり。

競合サイトよりもわかりやすくまとめられるよう、工夫するようになりました。

少しは成長しましたね、エラい👏

文章スキルがレベルアップしたのも、本格的にライター活動を始めてから1年が経過した頃ですね。

「余計な表現を削る」「文章間の論理が成り立つように整える」「ひらがなと漢字のバランスに気を配る」など、正確な内容で読みやすい文章を書く意識が芽生えました。

ライターを始めて約3年経過した現在の考え方は?

「丁寧にリサーチし、読みやすいキレイな日本語を書いても、そもそも”読者のニーズ”を正しく捉えていなければ無意味だ」

目の前にある「言葉の読みやすさ」「情報を正確にまとめること」に気を取られてしまい、一番重要な要素に気づくまで時間がかかりました。

読者が求めるニーズを正しく把握できなければ、どれだけ素晴らしいライティングをしても、無意味。

時間が経過してから、ようやく理解できた気がします。

確かにライティングにおいて、競合サイトを参考に正確で詳しい情報をまとめることは大切です。しかし、競合サイトだけを参考にわかりやすく内容をまとめられたとしても、満足してはいけません。

「本当に競合サイトの内容を基準にまとめれば読者のニーズを満たせるのか?」
「競合サイトの情報って読者のニーズを正しく捉えているのか?」

というように、記事を書く以前に読者のニーズを正しく把握する作業が必要です。

今までの私には「競合サイトの情報=正しい」という考えがあり、競合サイトの情報をまとめれば読者のニーズを満たす記事が書けると思っていました。

しかし、現実は違います。上位表示の競合サイトでも、参考にならない記事が表示されることは珍しくありません。

見出しがチグハグなサイトもあれば、余計な情報がテンコ盛りのサイトもあります。簡素で内容の薄いサイトが、ドメインパワーだけで上位表示されることも珍しくありません。

「競合サイトは必ずしもあてにはならない!」という現実を知ってからは、上位記事の情報は参考程度に捉えるようにして、最初に読者のニーズを正しく見定めてから必要な情報を作り上げる意識が身につきました。

読者が求めている情報を考慮した結果、構成の流れやコンテンツのボリュームが競合サイトと異なったとしても、そこまで気にならなくなりましたね。

ライターのレベルアップには考え方のアップデートが必須!

先ほども書いたように私は、ライターを始めた当初「ライター=文字をたくさん書く仕事」だと思っていました。稼働時間を増やしてたくさんの文字を生み出せれば稼げていたんですよね。

しかし、仕事の報酬がアップし要求レベルも難しくなるにつれて、自分の文章が通用しないケースも多くなりました。ただ単純に文字をたくさん書くだけではダメなんですよね。

自分ではそこそこ書けてると思っていたんですが、フィードバックを受けてみると、

「やべえまだまだ冗長表現があったわ・・・」
「論理構造が弱い・・・」

と実感することも多いです・・・。読者のために記事を書く意識も不足していましたし、ネットの情報をキレイにまとめて満足するだけのライターだったといえるでしょう。

個人的な感覚ですが、報酬の良い仕事ほど「単純に文字をたくさん書く」という考えだけでは通用しません。

自分の価値を高めて収入を増やしたのであれば、考え方をアップデートし文章を書く際の意識をグッと変化させましょう!

文章を書く際の考え方が変わったキッカケは?

私はライター3年目くらいから、文章を書く際の考え方が大きく変わりました。変わったキッカケとしては、「丁寧なフィードバックをしてくれるクライアントとの出会い」が大きいですね。

私は2021年の7月〜専業ライターになったのですが、ちょうど会社を辞めたタイミングで出会ったクライアントから、毎回丁寧なフィードバックをしていただいてます。

  • 上位サイトに引っ張られず読者のニーズを把握するための考え方
  • SEO的な観点
  • 読者がストレスなく読める文章の書き方
  • 論理構造を正しく伝えるためのコツ

文章執筆に必要な考え方やスキルをかなり教えてもらいました。

文章が磨かれることで、今まで自分では「読みやすい!」と思っていた記事に改善の余地があると気付けたのは大きいです。構成や見出しの作成方法などについても、ブラッシュアップできる面がたくさんありました。

このときに出会ったクライアントから丁寧にフィードバックをしていただいたおかげで、他の仕事における原稿クオリティもグッと改善できましたねえ。

自分なりに本を読んで勉強もしていましたが、やっぱり実践を通じてガッツリ鍛えてもらうと一番成長します。

もちろん、良いクライアントと出会えるかは運の要素も大きいです。しかし、運の要素が大きいからこそ、丁寧にフィードバックをしてくれるクライアントと出会えた際にはしっかりと縁を大切にすべきです。

ライターの中には、

「クライアントからのフィードバックが毎回あってめんどくさい」

と考える人もいます。ですが、例えフィードバックに時間を取られたとしても、指摘が将来の自分にとって役立つ内容であれば、クライアントとの縁が続いてる間にしっかり勉強させてもらいましょう。

今、目の前の修正に全力を注いでおけば、文章を書く際の考え方が変わって将来の自分が間違いなく楽になります。

常に自分の考え方を振り返りながら仕事をしよう!

さてさて、今回は雑記だったので自分語りをめちゃめちゃ書いてしまいました。思い返すと、クライアントとの縁によって私の考え方やライティングスキルは変化していたんですねえ。

人とのつながり、大事。

過ぎたことを言っても仕方ありませんが、もっと意識的に考え方を変える努力をしていれば、より早いスピードで成長できたんじゃないかなとは思います。

正直私は、件のクライアントと出会うまで、自分の考え方やスキルに満足していた節もありました。「まあ今のままでも読めるよね!」という考え方でしたし・・・。

もっとライターを始めてから早い段階で「読者のニーズに目を向けることの重要性」などに気付けていれば、クライアントとのフィードバックと合わせてグッと成長できていたかもしれませんね。

文章を書く際の考え方については、「たくさん執筆すれば勝手に改善できる!」というものではありません。多少は変わるかもしれませんが、やっぱり自分で「今はどんな考え方で仕事をしているか」ということを、適度に振り返りる意識を持つことが大切です!